4月26日、「越路吹雪物語」を観にいった。
以前から見てみたいと思っていたんだけど機会がなく
今年ファイナルだと聞いて迷わずチケットゲチュン☆
越路吹雪さんといえば「愛の賛歌」「ろくでなし」くらいしか知らない。
宝塚のトップだったなんて全く知りませんでした。
十代から亡くなるまでの生涯を描いた作品で感動しました。
岩谷時子さんとこんなに密接な関係にあったなんてことも
初めて知りました。
岩谷時子さんといえば、訳詩家・作詞家ということしか知らない
越路吹雪さんのマネージャーをしていたなんて全く知らなかった。
宝塚時代から40年間いつも二人は離れることなく一緒にいたなんて・・・
池畑慎之助さんは、男性なのにそう見えなくて
岩谷さん役の高畑淳子さんは、控えめでゆっくり言葉を話し
でも芯のある人を見事に演じられていて・・・
名曲「愛の賛歌」ができるエピソード部分では、訳詩を3日で作った
とあり、できた歌詞を高畑さんが「私は歌えないから読みます」と
朗読されたところは、朗読の素晴らしさに大感激して涙がこみ上げてきた
今まで「愛の賛歌」は知ってたけど、あんまり好きじゃなかった。
今の年齢になって改めて聴いてみて歌の素晴らしさ、
越路吹雪さんの歌唱?表現?の素晴らしさに感激した
最後はリサイタルみたいになっていて数曲歌ってくれる。
声の高さが全然違うんだけど、違和感を感じることなく感動の嵐だった。
芝居が終わって周囲を見渡してみると、みなさん泣いていた。
若い方も年を召された方も。 私も・・・。
観て良かった。
あ、越路吹雪さんが宝塚で活躍されていた時代は、ちょうど戦争時。
戦争が終わったころも活躍されていたようで小林先生とか
ヅカボーイで出てくる名前が数名でてきた。
表舞台では、越路さんが活躍している同じ時期、裏ではヅカボーイが
一生懸命大劇場に出るためにって頑張っていた時なんだなぁっていう
思いが私の中に浮かんで重なって、感慨深くなったシーンもありました。
posted by くう at 18:53| 🌁|
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